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憎しみの本質

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yankeesls女性の生き方(37) 憎しみの本質

 アメリカの思想家であり、カウンセラーでもあるステラ・テリル・マン女史のもとに一人の女性が相談に訪れました。
 
 その女性の叔母(寡婦)は、大富豪ですが、ケチでいつも機嫌が悪いものですから、彼女は、その叔母を憎んでいました。
 
 ステラは、「あなたはその叔母さんに親切になさい。叔母さんに対して優しい言葉、親切な行いを与えなさい」と言いました。「なぜ私があんな叔母に親切にしなければならないか、その理由がわかりませんわ」
 
 ステラは、「あなたは本当は叔母さんを憎くはないのです。あなたは、あなた自身のなかに自分を赦せない、憎いと思うものがあって、その思いを叔母さんに投射して、叔母さんが悪い、叔母さんが憎いと思っているのです。あなたは今、子ども4人をかかえて苦しい生活をしています。そして、自分は叔母のようにもっと恵まれた豊かな生活をしていいのにと思っていますね。でもそれが得られず現実は思うようにいかない。あなたはその自分に対して腹立たしいのです。その腹立たしさを無意識的に叔母さんに転嫁しているのですよ」
 
 

 誰でも人への憎しみを感じるときには、自分自身のなかに憎むべき何かがあって、本当は自分を嫌悪しているのに、その感情を相手に移入して、自分の罪を相手に肩代わりさせているのです。これが憎しみの本質です。
 
i-syuumei 「私があの叔母を憎んでいるかぎり、私自身の生活は正しくなく、間違った生活をしているということになるんですか?」
 
 「その通りです。叔母さんの善いところを見つけ、叔母さんを愛するように努めなさい。あなたの心が正しくなれば、自分への愛が満たされます。そうすればあなたはあなた自身を憎むことがなくなり、叔母さんへの憎しみも消えます」
 
 彼女は、その教えのとおり叔母の美点を見つけ、叔母に親切にお世話をしたのです。
 
 やがて、叔母は彼女の4人の子どもを自分の孫のように可愛がるようになり、そして「この子ども達と私は一緒に住みたい。お前と一緒に住みたい」と言い、とうとう同居するようになり、彼女は恵まれた環境を手に入れたのです。
 

次は 欲望の果てに

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公開日:
最終更新日:2014/10/05

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