女性の役割

　女性はとっても偉大です。それは命を生み出すからです。命を生み出す、これはまさに神業です。これ以上偉大なことは存在しないでしょう。
 
　女性が命を生み出すのは子宮です。その子宮は産むという働きのおおもとであり、中は柔らかく空っぽです。そこに子宮筋腫や子宮癌のような塊（かたまり）があっては女性としての役割を果たしません。
 
　柔らかく空っぽの中から生み出す、これが女性の天分を現しているように思えます。
 
　女性の心が柔らかさを失い、「私はこうだ」という考えに固執し、考え方や心にかたまりを作ると女性の天分からはずれるように思えます。
 

　家庭という安らぎと幸せを生み出す宮で、女性が自分の「私が」というかたまりを作れば、それは家庭の癌になりかねません。
 
　ある女性の方が「主人はいくら言っても部屋や物置を散らかしたままだ。主人が自分で整理するまで、主人のためにおいしい料理など作る気にはなれない」と言っていました。
 
　この考え方は自分中心です。夫が外で働いて生活が出来ていることへの思いが欠けています。妻のこうした考えは自分の考えに固執しています。家庭の癌になります。
 
　自己主張をするなということではありません。自己の主張に固執するなということです。
 
　女性にとって大切なのは柔らかさです。自己主張も柔軟にし、まわりを受け入れる心の柔軟性を現せばそこには価値が生み出される、これが女性の天分であり役割なのです。