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信念よりも愛情

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yoga1 女性の生き方(23) 信念よりも愛情

 人は自分の生きてきた経験や知識から「~でなければならない」といった信念を誰しも持ちます。
 
 こうした自分流の生き方の指針は大切であり、必要でもありますが、その及ぼす影響には二面性があり、善いとは限らないのです。
 
 あまりに自分の信念にとらわれてしまうと、四角四面に窮屈になって、自分も周りの人も伸びやかさを失っていきます。
 
 ある女性の方なのですが、「主人は整理ができなくて、いつも部屋が散らばっている。きちんと整理をするようになるまで主人のためにおいしい料理などする気になれない」とおっしゃっていました。
 

 またある家庭では、子どもが遊びすぎて食事の時間に帰って来なかったので、母親が大声でわめき立てるという例もあります。
 
iconcb6 なごやかに美味しく食事をするのと、自分の考える秩序とどちらが大切なのでしょうか?
 
 時間は守らなければいけませんし、秩序も守らなければなりません。しかしそれにとらわれてしまうと本来の大切なものを失ってしまうことだってあります。
 
 自分の信念にもとづいて一定のプログラムを造り、その通り実行出来なかったら、すぐに腹を立てたり、イライラしては自分にとっても、また周りの人にとっても決してよくはありません。
 
 時間やプログラムは人のためにあるのであって、人は時間やプログラムのためにあるのではありません。
 
 こうした信念の人を妻や母にした夫や子どもは、その信念に圧迫されてしまい、時には感情的な対立まで起します。
 
 信念はとても大切で重要な役割を果たすのですが、信念の前に愛情があるべきです。信念はあくまでも自分が造りだした考え方であり、他の人にはその人の信念があります。愛情はすべての人に調和と善をもたらす共通の力なのです
 

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公開日:
最終更新日:2014/10/05

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